連休は嬉しいけど去年を思い出して憂うつにもなる
連休の予定が何もない。7連休くらいにはなりそうなのに。
去年のこの頃、連休はつわり真っ只中で、妊娠4ヶ月を過ぎると落ち着く人もいます、というたまごクラブの説明も虚しく、毎日吐いていた。胎動もまだ感じておらず、ただただ自分が気持ち悪い状態が続いているだけで、何のためにこんなにゲロゲロなのかよくわからなかったけど、「来年の連休はきっと今までとは全然違う連休になっているに違いない」と思ったことは覚えている。もちろん、産まれた子どもを世話している、という意味で。
30代が半ばを迎えるにつれて年々仕事が増えて、それだけでも限界と思っていたのに、子どもを育てるというのはどんな仕事よりも大変らしい・・・と知って、1年は育休としてもその後は仕事と育児が20年くらいは続くのかぁと覚悟していた。人混みが苦手なので連休に出かけるなんて狂気の沙汰と思っていたけど、子どもがいたらそうも言ってられないのだなと妹家族を見て頑張ろうと思ったりした。
思い出して悲しくなることは死産直後からいろいろあった。
膨らんでいないおなか。
購入してあった赤ちゃん用品、もらったチャイルドシート。
使わなくなった母子手帳。
そもそも家自体、一人増えてもいいように引っ越したこと。
赤ちゃんの足型を取ってもらっていたので、お風呂に入った後に湯気で自分の足跡が床についたのを見て泣いたこともあった。今思うとよくわからん感じもあるけれど、きっかけがたくさんあったのだ。
そんなことを思い出すので、連休は嬉しいけど憂うつだ。
「去年の今頃はこうだったのに」と思うことが増える。
今を生きろ、今を。