ある日、森の中

思ったこと、考えたこと、調べたこと、経験したこと

日々のこと

死産後の生活14:3年が経ち、ケーキを4個食べた

世界は2つの時期に分けることができる。赤ちゃんが生きていた期間と死んだ後の期間だ。 夏の終わりは、我が子が生きていた期間が終わってしまう瞬間を含む季節で、命日のあとに誕生日がやってくる1週間だ。でも不思議なもので、仕事中などはそのことが全然…

5月7日の夕方から夜にかけての話

「昨日、産まれました」 と、連絡が来た。 もう20年近い付き合いの友人である。仕事中にスマホをチェックして、スマホを見る手が一瞬止まり、仕事の手も同時に止まっている。 予期せぬ報告に「ゥワッホ」となった。声に出さなくてよかった。予告するわけには…

ジムに行き始めた(2回目)

2年前、ジムに行き始めたという内容を書いたのだけど、結局数ヶ月でやめた。そもそも運動が好きではないので、やめる可能性はいくらでもあったのだけど、数ヶ月行ったのは頑張ったと思う。 最近、人に教えてもらったけれど、自分に対してテンションの上がる…

自分に楽しみを準備する:PENTATONIXのライブに行きました

PENTATONIXの来日ライブに行きました。 いやー、良かった。素晴らしかった。来てくれた5人とスタッフの皆様にありがとうと言いたい。ありがとう。Thank you so much. MINNA DAISUKI. かわいい 撮影OKだったので、撮りますよね。 以前、「我が子以上に残して…

姪の誕生日

姪っ子、めでたく3歳になった。 お祝い料理と、何やらポーズをとっている写真が送られてきた。 姪っ子は私にとって大変可愛く、オババカ丸出しである。私が妊娠・死産する前に産まれているので、私の赤ちゃんと年齢がかぶることがない(1年経てば1年分、姪…

「たのしい幼稚園」に見た性差と情報格差

幼稚園に通う姪と仲良くなりたいばかりにプリキュアを毎週見ている。そして中学生女子と宇宙人達の葛藤と友情に涙して疲れてんのかな私…と思ったりもする。 そんな中、コンビニでプリキュアが表紙になっている「たのしい幼稚園」11月号を見つけて、つい買っ…

プリキュア第13話「ララのドキドキ初登校」の感想と妄想

スタートゥインクルプリキュアを毎週見ている。幼稚園に通う姪っ子と話を合わせたいためだ。初プリキュア。第16弾らしい。 今日は、第13話「ララのドキドキ初登校☆」ということで、宇宙からやってきたララが、今までひかる達と接するだけだったけど、なんで…

怒りの気持ちに振り回されない宣言

職場に復帰して3月まで仕事量はそんなに多くなかったけれど、4月になり年度が新しくなったので仕事が元通りになってきた。これまでのように自分一人あるいは少人数だけで終われることは減り、他の人々に関係したりお願いしたりすることも増えてきた。それ…

死産のこと9:復職後の生活

死産から7ヶ月経った。ぼちぼち過ごしている。 人から「元気?」と聞かれたら、「そんなに元気じゃないです」と正直に答えている。言わずに察してくれるような人は私の周りには多くない。 4ヶ月目(復職直後) 復職初日、年配の職員の方が私を見かけて「聞…

ジムに行き始めた。運動は嫌いだけど応援されると嬉しい。

ジムに行き始めた。私の中では革命だ。 小学校の頃からマラソン大会では学年でビリから3番目、スキーに行けば転んだ記憶しかなく(小学生ながらにスキーは最初で最後だと思い今も貫いている)、中学校では何故かバレーボール部に入ったものの殆どマネージャ…

手紙を出したりもらったりする楽しみ

昔から手先を動かした作業をするのが好きだった。中高生の頃はアニメの下敷きを見て描き写すことにハマり、大人になってからいらいらしたときに切り絵をすると集中できて落ち着くことに気づいた。文字を書くのも好きで、遡ると保育園の年長さんの時から日記…

道を歩きながら歌って生き方を考える

道路を歩いている時に前からこちらに向かって歩いてくる人とぶつからないように避けて歩く、ということが難しいと思っていた。前の人がいつ私に気づくのか、どちらによけるのか、私はどちらに行けば良いのか、ということを考えているうちに、どんどん前の人…